「ワードサラダ」とは

他サイトのコンテンツをつぎはぎしたり、システムで自動的に生成したりして作ったテキストで、文法的には正しいくとも、人間が読むと意味をなさない文章、またはそうして作られたWebページやブログ記事のことです。
そこから単語を抽出してテンプレートに埋め込んだりします。
また、マルコフ連鎖などのアルゴリズムや「人工無能」といったタイプの技術を使って、ワードサラダのブログ記事を量産していきます。
そして、そのコンテンツ内から、順位を上げたいページにリンクを張るのです。
文章内に自動的に埋め込んだキーワードからリンクしていることもあります。

「クローキング」とは

ユーザーに提供しているコンテンツとは別のコンテンツを検索エンジンに認識させる手法のことです。
「クローク(cloak)」とは「覆い隠す」「包み隠す」ことを意味する単語です。
ユーザー向けの通常のHTMLページとは別に、検索エンジン用のHTMLページを用意し、Webサーバーでアクセス元を判別して、ユーザーからのアクセスならばユーザー向けHTMLを、検索エンジンのクローラーには検索エンジン向けのHTMLを読み込ませるようにします。

ただし、IPアドレスやユーザーエージェント名によってリダイレクトしたりページの内容を変えること自体は通常の行為です。
たとえば、IPアドレスからアクセス元の地域を判断し、地域によって異なるページを表示する場合もありますし、ブラウザの性能が悪いIE6にだけ専用ページを見せたりといった使い方もあります。
また、こうした動的ページの生成は多くのサイトで日常的に行われています。
ポイントは、「検索エンジンだけに特別なページを見せる」仕組みにしているかどうかです。

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